MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

コロンビアの対ゲリラ戦が終息へ

2008.7.2 00:11
このニュースのトピックス米州

 【ボゴタ(コロンビア)=USA TODAY(クリス・ホーリー)】40年間に及んだコロンビアの反政府ゲリラ活動が終息に向かいつつある。今後の課題は、ゲリラの社会復帰とコカインの生産・販売をなくすことだという。

 反政府ゲリラ活動の中心組織であるコロンビア革命軍(FARC)の幹部、ラエル・レイエスが今年3月に政府軍に射殺され、象徴的存在だったペドロ・マーリンも3月末、心臓発作で死亡。カリーナの名で知られた女性闘士も5月に食糧不足を理由に投降した。

 2000年には3572件も発生した誘拐事件が、昨年は86件にまで減少。首都ボゴタの商店街は夜間でも歩けるようになり、政府の観光振興パンフレットには「コロンビア=唯一の危険は住みたくなるという誘惑だ」とまでうたわれている。

 金曜日の午後になると、週末を郊外で過ごそうとする人々の車が高速道路を埋める。リゼット・ベラスケスさんは「数年前までは信じられないことだった。ゲリラが道路を支配しており、車を止め、カネを持っていそうな人を誘拐した」と感慨深げに話す。

 この8年間に、米国は62億ドル(約6510億円)を援助。ボゴタ南西部にある軍の基地建設費1000万ドルも負担した。また、米陸軍特殊部隊はコロンビア警察のエリート組織、ジャングラスの養成にも力を貸してきた。ジャングラスのエドガー・フロレス警部は「もう基地をゲリラに制圧されることはない」と自信をみせる。

 しかし、すべてが解決したわけではない。国連の調査によると、コカインの生産量は増えており、ゲリラ側はいまだに3人の米国人を含む数百人を人質にしている。また、武装解除したゲリラ4万7000人の処遇なども問題だという。

(c) 2008, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。