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長時間待たされる緊急治療が必要な精神障害者
このニュースのトピックス:米国
【ワシントン=USA TODAY(ジュリー・アップルビー)】アメリカ緊急医科大の調べで、緊急治療を要する精神障害者が長時間待たされたり、他の病院に回されているという実態が明らかになった。
調査した328人の緊急治療部長の80%近くが「精神障害者が緊急治療室に入るのに4時間以上待ってもらう」と回答。10%は「平均1日以上待ってもらう」と答えている。通常の緊急患者を4時間以上待たせると回答したのはわずか30%。精神障害者の待ち時間が異常に長いことが分かる。
精神科を持っているところは調査した病院の半数しかなく、持っていない病院は他の施設に搬送していた。61%の病院は緊急治療できる精神科医を抱えていない。
多くの病院が精神科を閉鎖した理由は「政府や保険会社から十分な給付が受けられない」「保険に入っていない患者の費用が徴収できない」「精神科医が非常に少ない」などだという。
2000年以降、米国の精神障害者用のベッド数は12%減。全体のベッド数の減少幅4%を大きく上回っている。
カリフォルニア州ソノマ郡ではサンタローザ記念病院が今年3月に精神科を廃止してから、精神障害者の治療ができなくなり、64キロ以上離れた別の病院に搬送しているという。