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【票流底流】米国は女性差別の国? (2/3ページ)
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「性差別も人種差別も、その醜い頭がもたげたときに同じように拒否すべきだ。女性嫌い以外の何ものでもない人たちのコメントが持つすさまじい辛らつさをメディアは気にすることさえなかった」
クリントン氏は先月20日のワシントン・ポスト紙とのインタビューで、米国のメディアや社会は人種差別に比べ、性差別を容認していると批判した。
クリントン氏の主張に根拠がないわけではない。ニューハンプシャー州で行われた同氏の集会には「オレのシャツにアイロンをかけろ」と書かれたプラカードを持った男性が参加したが、この行為を強く非難する報道はあまりみられなかった。
クリントン氏に全面的に賛同するのは、1984年の大統領選で初の女性副大統領候補(民主党)になったジェラルディン・フェラーロ氏だ。米NBCテレビの番組でフェラーロ氏は「バラク・オバマ上院議員の集会で誰かが『オレの靴を磨け』といったら、人種差別主義者としてメディアでさんざん批判されるだろう。クリントン氏にそうしたメディアの擁護はなかった」と語った。
オバマ氏が指名を確実にした6月3日夜にニューヨークで行われた総括集会に駆けつけた68歳の白人女性支持者も「ヒラリーは有能な候補なのに、女性嫌いの人たちから不当に攻撃された。米国は未熟な社会だ」と吐き捨てた。
懐疑的な見方ももちろんある。米北東部ロードアイランド州の地元紙プロビデンス・ジャーナル・ブリティンは、クリントン氏が民主党の本命候補として選挙戦をリードしていたときにはこうした怒りはみられなかったとし、「一般的に女性差別の傾向が強いとされる白人男性労働者層の多くがクリントン氏を支持した」と指摘した。

