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米ポップアートの巨匠、ロバート・ラウシェンバーグ氏死去 (1/2ページ)
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【ニューヨーク=長戸雅子】高松宮殿下記念世界文化賞受賞者(1998年、絵画部門)でポップ・アートの先駆者として1960年代以降の美術界に多大な影響を与えた米国の画家、ロバート・ラウシェンバーグ氏が12日、フロリダ州の自宅で死去した。82歳だった。ラウシェンバーグ氏の代理人が13日明らかにした。
1925年、テキサス州ポート・アーサー生まれ。海軍除隊後創作活動を始めた。ファスナーの在庫係をしていたロサンゼルスの水着工場でデザイナーに画才を認められ、カンザスシティーとパリで油彩を学んだ。現代美術の精鋭を輩出したノースカロライナ州のブラック・マウンテン・カレッジなどで学び、同カレッジで教べんをとっていた作曲家のジョン・ケージ氏(故人)から大きな影響を受けた。
51年から52年までイタリアと北アフリカに暮らし、ニューヨークへ。キャンバスも買えない貧しさで、オブジェと抽象表現主義風の絵を融合させた“コンバイン・ペインティング”を創出。古タイヤや布を使った「ファースト・ランディング・ジャンプ」(61年)は代表作で、50〜60年代にはマース・カニングハム舞踏団の舞台装置も担当した。
63年、ニューヨークのユダヤ美術館で個展を開催、64年にはヴェネチア・ビエンナーレで最優秀賞を受賞。世界的な名声を得た。


