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リムボウ氏が共和党支持者にクリントン氏への投票呼びかけ

2008.5.11 22:58
このニュースのトピックス米国

 【ワシントン=古森義久】米大統領選挙の民主党側予備選でオバマ、ヒラリー・クリントン両氏の対決がオバマ氏に有利に展開するなかで、全米一の聴取率を誇る保守派のラジオトーク番組を持つ政治評論家ラッシュ・リムボウ氏が各州の共和党支持者に予備選で一時的にクリントン氏に投票するよう呼びかける作戦を展開していることが大きな話題となってきた。この作戦の狙いは、民主党側の党内対決を長引かせて分裂を深め、共和党側を有利にすることにあるという。

 リムボウ氏はオバマ氏の優位が顕著になった3月初めのテキサス州やオハイオ州での予備選直前から共和党層や保守層の有権者に対して民主党側に一時登録し、クリントン氏に投票することを繰り返し訴えるようになった。リムボウ氏はこれを「混乱作戦」と呼び、オバマ氏の指名確定を先延ばしにすることが目的だと公言した。

 テキサスの政治評論家のデーブ・マン氏は「共和党や中立層から移った民主党有権者はそれまでの各州ではオバマ氏により多く投票するパターンが確立されていたが、テキサス州やオハイオ州では逆転し、クリントン氏への票が多くなった」と述べ、「混乱作戦」の効果を認めた。この両州での勝利が結果的にクリントン氏の延命につながった。

 5月6日のインディアナ州予備選ではクリントン氏が小差で勝ったが、ワシントン・ポストは8日付1面で「リムボウ氏がインディアナ州の結果を変えたか」という記事を掲載し、共和党側の登録有権者も民主党の投票に自由に参加できる同州ではとくに「混乱作戦」の効果が大きかったようだと報じた。

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