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米大統領選本選に照準のオバマ氏、マケイン氏に論戦挑む (1/2ページ)

2008.5.11 17:59
このニュースのトピックス米国
9日、オレゴン州で支持者に訴えるオバマ氏(AP)9日、オレゴン州で支持者に訴えるオバマ氏(AP)

 【ワシントン=山本秀也】米民主党の大統領候補指名を争うオバマ上院議員は10日、候補指名の鍵となる特別代議員の獲得数でヒラリー・クリントン上院議員を覆したことで、11月の大統領本選に照準を当てて、共和党大統領候補のマケイン上院議員との論戦を呼びかけ始めた。また、「白紙化」された代議員枠の復活問題が浮上しているフロリダ、ミシガン両州でも、オバマ氏は党の裁定を前にダメ押しの遊説に乗り出す考えを明らかにした。

 米メディアの独自集計によれば、党幹部、上下両院議員から成る特別代議員の獲得数は、10日現在、オバマ氏が3〜5程度の幅でクリントン氏を上回った。6日の予備選以後、両氏が獲得した特別代議員について、AP通信はオバマ氏の21に対し、クリントン氏は純増ベースで2にとどまっていると伝えた。

 当初、特別代議員の獲得数で圧倒的な強みをみせていたクリントン氏だが、バージン諸島出身の特別代議員、ケビン・ロドリゲス氏が、「国をまとめられる候補はオバマ氏だけだ」として、オバマ氏へのくら替えを表明するなど、今後さらに特別代議員の流出が相次ぐ気配ともなっている。

 こうした情勢を受け、オバマ氏は10日、遊説先のオレゴン州で、「マケイン氏との戦いは、どっちがリベラルか保守かといったイデオロギーではなく、明確な政策を選択するものとなる」と発言。マケイン陣営に対して、「進行役抜きでの討論」を早期に実現するよう呼びかけた。マケイン陣営でも、この挑戦を受けて立つ構えだ。

 フロリダ、ミシガン両州での代議員割当枠は、選挙日程に絡む党の懲罰措置で「白紙」とされるなか、選挙活動を強行したクリントン氏が“不戦勝”した形となっており、劣勢の同氏が代議員枠の復活を強硬に主張している。民主党の党紀委員会は今月末までにこの問題の結論を出すが、オバマ氏は近く両州での遊説を開始すると語った。

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9日、オレゴン州で支持者に訴えるオバマ氏(AP)

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