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三浦容疑者に有利な決定 ロスへの移送なしで審理へ
このニュースのトピックス:ロス疑惑
【ロサンゼルス=松尾理也】「ロス疑惑」銃撃事件で、米領サイパンで拘置中の元会社社長、三浦和義容疑者(60)=日本で無罪確定=が逮捕状の無効確認を求めた申し立ての第2回審問で、ロサンゼルス郡地裁は9日、次回の審問から、サイパンからのビデオ中継で三浦容疑者が参加するかたちで、「一事不再理」原則によって逮捕が無効とされるかどうかの実質審理に入ることを決めた。
申し立てで、検察側は一貫して、逮捕された容疑者はまず管轄の裁判所に出頭して罪状認否を行ってからでないと、いかなる司法手続きも進められないとの州刑法の規定をたてに、実質的審理に入らずに請求を却下するよう主張してきた。
しかしロス郡地裁のバンシックレン裁判官はこの日、サイパンで逮捕されたという特殊性を考慮し、「本人の出頭なしでも実質審理に入ることができる」との判断を示した。
同時に、本人の出廷に代わる措置として、サイパンとロスの法廷を結んでのビデオ中継を提案。次回期日には、三浦容疑者がスクリーンを通してロスの法廷に参加することになった。
閉廷後、ロスでの弁護人を務めるマーク・ゲラゴス弁護士は「これ以上ないくらい(弁護側にとって)うれしい判断だ」と述べ、裁判が三浦容疑者側が優勢のうちに進んでいるとの認識を強調した。
次回審問は6月16日に設定されている。



