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クリントン氏、崖っぷちに 米大統領選予備選 (2/2ページ)
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6日の予備選は、2州合計で割り当て代議員数が187(特別代議員を除く)という、残る予備選では最大の大舞台だった。鍵を握る特別代議員(党役職者らで構成)についても、ワシントンの政界筋では、「オバマ氏がノースカロライナ州で票差10ポイント以上で圧勝し、インディアナ州で2ポイント以内の敗北にとどまるなら、流れが変わる」と指摘していが、6日の結果は、完全にこの予想通りとなった。
オバマ陣営から流れる残る予備選のシミュレーションは、クリントン氏には過酷なものだ。オバマ氏が「候補指名で敗れる可能性」を想定した州別の得票率は、クリントン氏がインディアナ州で7割、ノースカロライナ州で6割に達した場合だけ、といった内容だ。続く予備選でも、ウェストバージニア州で7割以上、プエルトリコ(6月1日)では実に8割の獲得がクリントン氏には必要、と分析している。
一方のオバマ氏も、深く帰依した黒人牧師の過激な人種対立発言によるダメージなど、「オバマ現象」と呼ばれた熱狂的な支持ムードに水を差されたことは否めない。また、大学院を含む大量の学生票が、試験シーズンを迎えて遠のくことも懸念材料となっている。
しかし、一般投票でのオバマ氏優位が固まったうえ、残り約270人となった態度未表明の特別代議員も、民意の流れは無視できない状態だ。民主党のケリー上院議員は、11月の大統領本選を視野に候補者一本化を急ぐ必要を訴え、オバマ氏勝利に向けた「クリントン氏の支持」を求める表現で、事実上、クリントン氏の撤退決断を促した。

