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クリントン氏、崖っぷちに 米大統領選予備選 (1/2ページ)
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【インディアナポリス(米インディアナ州)=山本秀也】米民主党の大統領候補指名を争うヒラリー・クリントン上院議員は、6日に行われた2州予備選の結果、南部ノースカロライナ州でオバマ上院議員に大差で敗れ、完勝を期した中西部インディアナ州でも2ポイント差の辛勝にとどまった。
この結果、クリントン氏は残る6予備選すべてで「6割以上の得票率」(ケリー上院議員)を達成しない限り、候補指名の獲得は不可能という窮地に追い込まれた。大統領本選への影響を懸念する民主党内で、急速に「ヒラリー降ろし」が強まりそうだ。
インディアナポリス市内で6日夜、クリントン氏は勝利集会を開き、「ホワイトハウスへ全速で進む」と選挙戦の継続を宣言した。13日に予備選を控えるウェストバージニア州での世論調査で支持率56%(ラズムセン社調べ)に達するなど、残る戦いでの“勝算”も強気の支えだ。
しかし、インディアナ州での辛勝も、同州で強い共和党支持層の半数以上が、「民主党の混戦引き延ばしの思惑」から、クリントン氏に投票するという皮肉な動きに支えられた。ガソリン減税など生活支援策で、景気低迷にあえぐ白人労働者層にアピールしたものの、オバマ陣営では「その場しのぎの人気取り公約」と軽くはねつけている。

