ニュース: 国際 RSS feed
老朽化国連本部 改修へ鍬入れ
このニュースのトピックス:米国
【ニューヨーク=長戸雅子】老朽化している国連本部改修に向け、本部敷地内北側に仮の会議場を建設する鍬入れ式が5日朝行われた。
国連不祥事に対する反発などで二転三転した後に承認された改修案だけに潘基文事務総長は「春は再生の季節。国連本部の再生、改築を記すための土を掘り起こす」と晴れがましい表情で述べ、加盟国の代表らとともに鍬を入れた。
1952年に完成した国連本部は雨漏りのほか、アスベスト(石綿)の使用、必要な消火設備が欠如するなどさまざまな問題を抱えており、早急な工事開始が待たれていた。
改修は5年計画で2013年の終了を予定。きょうの鍬入れ式はその第1弾で今後は順次、約5000人の職員をマンハッタンに隣接するロングアイランドや本部近くの賃貸ビルなど分散させる。その間無人となった本部を一気に改修して工期を短縮する計画。外観はほとんど変わらないが、太陽光発電などを利用した省エネビルに生まれ変わる。