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【明解要解】オバマ氏、大規模州でなぜ弱い? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:米国
■白人中間層らの支持集めきれず
民主党の大統領候補指名争いで、最有力のバラク・オバマ上院議員は、4月22日のペンシルベニア州予備選をはじめ大票田での敗北が多い。なぜオバマ氏は大規模州で弱いのか。(ワシントン 有元隆志)
これまでに行われた予備選・党員集会をみると、8月の党大会で正式に大統領候補を決める代議員の割り当てが多い上位10州(特別代議員を除く)で、オバマ氏が勝利したのは地元イリノイ州とジョージア州、バージニア州の3州だけ。
各州で事情は異なるものの、予備選・党員集会が集中した2月5日のスーパーチューズデーと、3月以降のオハイオ州やペンシルベニア州に分けてみると構図がはっきりしてくる。
ヒラリー・クリントン上院議員の陣営はスーパーチューズデーでの決着をもくろみ、大規模州に力点をおいていた。クリントン氏には夫のクリントン前大統領時代からの組織力、資金力があり、知名度も抜群。大規模州ではこうした「地盤、看板、カバン」が威力を発揮する。影響力が大きい州知事や大都市の市長からの支持も多く得た。基盤とする年配の女性層に加え、カリフォルニア州ではヒスパニック系住民の支持も集めた。
クリントン氏の計算通り、スーパーチューズデーでは地元ニューヨーク州、カリフォルニア州、ニュージャージー州、マサチューセッツ州と大規模州で相次いで勝利した。民主党が得票率による「比例配分方式」でなく、共和党のように「勝者総取り方式」を採用していれば、2月5日でクリントン氏の勝利が確定していたとの分析もある。

