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【グローバルインタビュー】広がり続ける中国の排外主義 米国のジェームズ・リリー元駐中国大使 (4/4ページ)

2008.4.27 15:44
このニュースのトピックスグローバルインタビュー
ワシントンの自宅でインタビューに応じるジェームズ・リリー元大使(山本秀也撮影)ワシントンの自宅でインタビューに応じるジェームズ・リリー元大使(山本秀也撮影)

 −−チベット問題が出口を失った結果、新疆ウイグル自治区のように長期武装闘争に入る可能性もある

 「東トルキスタン独立運動だな。その可能性は常にあるだろう。狂信的な勢力が宗教解釈をゆがめた結果がイスラム系テロ組織だが、決して健全なことではない」

 −−仏教系武装組織というのは聞かないが

 「確かにそうだが、仏教国のスリランカ政府軍が繰り広げるタミル・イーラム解放のトラ(LTTE)との戦闘は激烈そのものだ。チベット青年会議などが、仏教徒であるが故にラジカルな路線を絶対に取らないとは思えない」

 −−北京五輪はうまくゆくだろうか

 「トータルで成功した五輪などなかった。私は1935年にベルリン五輪の準備の模様をみて以来、いくつもの五輪をみてきた。独裁国家、軍事国家、鉄かぶと、ヒトラーの演説…。五輪がこうしたコンセプトのために利用され、ドイツが第二次世界大戦を引き起こすのに貢献したわけだ。

 もちろん、1988年のソウル五輪などはまったく違った。韓国国内では民主化が進み、共産圏諸国との関係にも扉を開いたのだ。中国についてみれば、社会基盤(インフラ)を整え、ビルを建て、環境汚染を抑えようとしている。北京は大会の成功に向けて最大限の努力をするだろう。だが、彼らは挑戦に直面せざるを得ず、厳しい選択を迫られる局面もあるはずだ」

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ワシントンの自宅でインタビューに応じるジェームズ・リリー元大使(山本秀也撮影)
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