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「ロス疑惑」逮捕無効請求で初審理 結論は持ち越し
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【ロサンゼルス=松尾理也】「ロス疑惑」事件で、米自治領サイパン島で逮捕され拘置中の元会社社長、三浦和義容疑者(60)=日本で無罪確定=が申し立てた逮捕状無効確認請求の初審理が23日午後(日本時間24日午前)、ロサンゼルス郡地裁で開かれた。検察側は「いかなる弁護の議論も、まずは本人の罪状認否が先に行われなければならない規定がある」として訴えの却下を主張した。
これに対し、三浦容疑者のロスでの代理人、ゲラゴス弁護士は「一度外国で罪に問われた被告は、いかなる二重の訴追手続きからも保護される」と“一事不再理”の規定を持ち出した上で「この規定に照らせば、三浦氏は刑事免責された状態にある」などと、法律論を展開した。
審理に当たったバンシックレン判事は検察側に反論を準備するよう求め、次回期日を5月9日に指定して閉廷した。
審理では判事が「検察側主張に沿った決定を出すつもりだったが、面白い論点が提出された。さらに議論が必要のようだ」と述べる場面もあり、数々の著名事件の弁護で知られるゲラゴス弁護士が得点を稼いだかたちとなった。
閉廷後会見したゲラゴス弁護士は「最終的に移送されたとしても三浦氏は『一事不再理』の原則によって必ず釈放されるだろう」と今後に自信を示した。