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米大統領選・ペンシルベニア州ルポ (1/2ページ)
米大統領選の民主党候補指名争いは22日、東部ペンシルベニア州で予備選が行われる。同州ではヒラリー・クリントン上院議員(60)が各種世論調査でバラク・オバマ上院議員(46)を上回り、優位に戦いを進めている。投票日を直前に控えた20日の日曜日、大都市フィラデルフィアとその近郊では、両陣営が追い込みをかけていた。(フィラデルフィア 有元隆志)
◇クリントン陣営◇
「母は父よりもよい大統領になると思う。ファーストレディー、上院議員として、より準備を重ねてきたから」
ヒラリー氏とビル・クリントン前大統領(61)の一人娘チェルシーさん(28)がフィラデルフィア近郊で行われた集会でこう述べると、100人以上が集まった場内はどっと沸いた。
チェルシーさんは集会の大半を質疑応答にあて、教育、医療保険改革など母の政策をよどみなく答えていた。クリントン氏が大統領に当選した場合、何らかの役職に就く可能性はあるかとの質問に対しては、「私にはニューヨークでの生活がある」としながらも、「母を助けることならなんでもしたい」と話していた。
陣営スタッフによると、チェルシーさんが特に力を入れているのは大学回り。これまでの選挙戦で100校以上訪れたという。若者たちの多くがオバマ氏支持といわれるなか、少しでも多くの支持を訴えるためだ。
ラウル・オテロさん(22)もクリントン氏を支持する1人。「国民皆保険導入の主張に賛成する。オバマ氏は経験不足で、大統領にはまだ早い」と話す。
若者たちに投票への参加を呼びかける活動をしているデービッド・バースタインさん(19)は、「オバマ氏に対する学生たちの支持が高い状況に変わりはないけど、より年代が近いチェルシーさんを大学に派遣し、教育ローンなど身近な話題を取り上げることは賢明なやり方だと思う」と語った。