MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【音楽の政治学】マケイン陣営による曲使用を拒んだ大物シンガー 保守とリベラルの意図せぬ「共感」 (1/2ページ)

2008.4.19 13:25
このニュースのトピックス音楽の政治学
「ロックンロール名誉の殿堂」入りを果たし、3月10日にニューヨークで演奏を披露したジョン・メレンキャンプ(AP)「ロックンロール名誉の殿堂」入りを果たし、3月10日にニューヨークで演奏を披露したジョン・メレンキャンプ(AP)

 2月上旬、米大統領選の共和党候補指名を目指していたジョン・マケイン上院議員(71)の事務所に、1通の手紙が舞い込んだ。差出人は米国のロック歌手ジョン・メレンキャンプ(56)氏の代理人。マケイン氏の集会で、「Our Country(僕らの国)」が使われたことに抗議する内容だった。

 AP通信によると、手紙では、メレンキャンプ氏は民主党のジョン・エドワーズ元上院議員(54)を推してきたことなどを説明し、使用中止を求めた。マケイン陣営は1月末にエドワーズ氏が選挙戦から撤退した後、この曲をテネシー州での集会で流していた。

 ♪夢はまだ生きている  いつか実現するだろう  (中略)

 自由の声を国中に広げよう

 貧困や差別がなくなる社会の実現を願う理想を歌い上げたこの曲は、2006年に発売された。米車シボレーのCMソングとして、プロフットボールNFLの中継の合間によく流れたこともあって、米国民にとってはなじみ深い曲だ。歌詞には「夢」「理想」などの言葉が散りばめられ、選挙集会にはうってつけだといっていい。

 抗議を受けてマケイン陣営は曲の使用をやめた。マケイン氏にとってはむしろ、リベラルで民主党支持者であるメレンキャンプ氏の曲を、選挙運動のテーマソングとして使い続けない方が、共和党保守派の誤解を生まずよかったといえるかもしれない。

 マケイン氏が、民主党リベラル派のエドワード・ケネディ上院議員(76)と共同で、不法移民の滞在を認める法案などを提出したことに、共和党内からは保守候補としてふさわしいか疑問視する声が出ていたためだ。

このニュースの写真

「ロックンロール名誉の殿堂」入りを果たし、3月10日にニューヨークで演奏を披露したジョン・メレンキャンプ(AP)
3月10日、「ロックンロール名誉の殿堂」入りを果たしてスピーチしたジョン・メレンキャンプ
メレンキャンプ氏にOur Countryの使用を拒まれたマケイン上院議員(AP)
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。