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ぶつかり合うメキシコのサブカルチャー

2008.4.16 20:17
このニュースのトピックスメディア倫理
メキシコシティーの中心街にたむろするエモのロサリア・ロペス(18、左)、ダニエル・アルバレス(16、中)、アントニオ・ガルシア(16)さんら。ロペス、アルバレスの2人は3月にラップミュージシャンに襲われたという(USA TODAY=クリス・ホーリー)メキシコシティーの中心街にたむろするエモのロサリア・ロペス(18、左)、ダニエル・アルバレス(16、中)、アントニオ・ガルシア(16)さんら。ロペス、アルバレスの2人は3月にラップミュージシャンに襲われたという(USA TODAY=クリス・ホーリー)

 【メキシコシティー=USA TODAY(クリス・ホーリー)】メキシコ中部の都市、ケレタロの中心街で3月7日、エモと呼ばれる若者の集団がゴスやパンクロック・ミュージシャンのグループから暴行を受ける事件が起きた。メキシコのサブカルチャーの分裂を象徴する出来事のようだ。

 エモのお気に入りはオルタナティブ・ミュージック。髪を目まで下げ、ピッタリしたTシャツを着てスニーカーを履くのが典型的なファッション。メキシコには5年ほど前に欧米から入ってきたという。

 7日の事件はネットを通して集まった数百人の若者がエモたちを襲い、その様子がテレビで放映された。3人のエモが殴られ、警察は28人を逮捕した。

 その1週間後、メキシコシティーの中心部でパンクロッカーがエモに空き瓶を投げつける事件が起き、エモ攻撃はケレタロだけでなくハリスコ、ゲレロなど各地に広がりをみせている。ロサリア・ロペスさん(18)も友人2人とともにラップ・ミュージシャンたちに襲われたという。

 ゴスの1人、ゲラルド・レイエスさんは「少し前までメキシコの若者は皆同じだった。今は自分たちの好きなものを選ぶようになり分裂してしまった」と話す。

 メキシコ国立自主大の社会学者、へクター・カスチロさんは「根源にはメキシコ経済の発展がある。生活に余裕ができ、親たちも子供に好きなことをやらせるようになった。インターネットや携帯電話の影響も大きい」と分析している。

(c) 2008, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

(原題)Subculture clash among Mexico’s youth

(メキシコの若者の間でぶつかり合うサブカルチャー)

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メキシコシティーの中心街にたむろするエモのロサリア・ロペス(18、左)、ダニエル・アルバレス(16、中)、アントニオ・ガルシア(16)さんら。ロペス、アルバレスの2人は3月にラップミュージシャンに襲われたという(USA TODAY=クリス・ホーリー)
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