ニュース: 国際 RSS feed
国連 平壌での五輪聖火リレー参加取りやめ
このニュースのトピックス:米国
【ニューヨーク=長戸雅子】国連報道官は7日、今月28日に北朝鮮の平壌で行われる北京五輪の聖火リレーに、当初予定していた国連児童基金(ユニセフ)職員らの参加を取りやめると発表した。
報道官は「(国連の参加が)北朝鮮の児童が置かれている現実への関心を高めることにつながると確信できない」と理由を説明した。聖火リレーへの国連の参加が、北朝鮮の政治宣伝に利用されることを懸念したとみられる。
ユニセフの聖火リレーへの参加は、国際五輪委員会(IOC)が要請していた。報道官は、IOCとは今後とも協力していく姿勢を強調した。
五輪聖火が平壌に入るのは初めてで、28日は主体(チュチェ)思想塔、凱旋(がいせん)門、金日成広場など約20キロにわたってリレーが行われる予定。聖火ランナーは80人で世界大会で活躍した元スポーツ選手ら北朝鮮国民が大半だが、在平壌の中国大使も参加する予定。
国連の不参加決定を最初に報じた英紙サンデー・タイムズは「恥知らずな政府が聖火リレーを政治的イベントとして利用する可能性があることを国際機関として初めて認めたとものいえる」との外交筋の言葉を紹介している。