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【グローバルインタビュー】オバマ氏に痛手 師と仰ぐ牧師の発言 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
−−白人層、なかでも高学歴ではない白人層への影響はどうか
「彼らはもともとオバマ氏を熱狂的に支持していない。が、やはりライト牧師の問題はこの層の支持を得るには痛手だろう」
《スティール氏は自著や欧米メディアへの寄稿で、黒人が米国社会で成功するには「挑戦型」と「取引型」があるとの自説を展開する。「挑戦型」は人種差別があることを前提に白人に差別解消の具体的な行動を求めるが、「取引型」は「自分に対し白人が人種差別的な行動をしなければ、相手を差別主義者とはみなさない」とするタイプだ。
スティール氏は公民権運動指導者のジェシー・ジャクソン師を「挑戦型」、カリスマ的人気を誇る司会者のオプラ・ウィンフリーさんやオバマ氏を「取引型」に分類する。「取引型」は差別主義者との烙印(らくいん)を押されるのを恐れる白人層に受け入れられ、それにより黒人層の劣等意識を薄れさせることで支持を得るが、代償として人種問題での本音や政治的な意見を言いにくくなる。オバマ氏が「勝てない」のは選挙戦での勝敗というより、米国の人種政策においてだという》
−−オバマ氏が11月の本選挙で勝つ可能性はあるか
「米国人、白人層のなかに黒人大統領誕生の渇望がある。私が認識している以上に強くある。オバマ氏はこの波に乗っているのであり、この波が彼を大統領にまで導くかもしれない。まだだれにも分からないが。私が自著で批判したのは、彼が決して自分が本当に信じているものを語らないことだ。大統領になろうとするのなら、自分は一体何者で、何を本当に信じているかを私たちに語る義務がある。彼はそれを語ろうとしないし今後もしないだろう。語らない人物が大統領になるというのは理解に苦しむ」

