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【グローバルインタビュー】オバマ氏に痛手 師と仰ぐ牧師の発言 (1/2ページ)
米国初の黒人大統領を目指す民主党のバラク・オバマ上院議員(46)が20年にわたって師事してきたジェラマイア・ライト牧師が「黒人は非人間的に扱われるべく呪われている」などと、人種対立をあおる過激な発言をしていたことが明らかになった。「人種間の融和」をうたってきたオバマ氏の選挙戦にどう影響するのか。「なぜわれわれはオバマ氏に熱狂し、かつ彼は勝てないか」の著作がある米スタンフォード大フーバー研究所のシェルビー・スティール研究員に電話で聞いた。
(ニューヨーク 長戸雅子)
−−ライト牧師の発言はオバマ氏の選挙戦にどう影響するか
「否定的な意味を持つのは疑いようがない。実際にどれぐらいの影響があるかは分からないが、痛手であることは間違いない。オバマ氏は民主党指名を勝ち得るとみているが、この問題は11月の本選挙まで彼についてまわるだろう」
−−この問題を受け、オバマ氏は人種問題に絞った演説を行い、融和を再度呼びかけた。オバマ氏はうまく対処したと思うか
「あまり思わない。最初、人はこれを素晴らしいスピーチだと思ったかもしれないが、読み返せば批判するようになるだろう。彼は人種問題について話したがらなかったし、この問題から距離を置いていたが、向き合わざるを得ないトラブルに巻き込まれた。演説は、なぜライト牧師の教会に通っていたのかという疑問からそれたものになっており、責任逃れの印象がある」
−−再度、人種問題での演説をする必要があると思うか
「演説でなく本音を語る必要があると思う。演説は彼自身を覆い隠す手段のようなものになってしまっているからだ。人種問題から脱却しようと訴えながら、人種間の憎悪が毎週のように語られる教会に20年以上も通っていた。この矛盾は深刻で、彼はもっと適切な釈明をしなければならなくなるだろう」

