チャビン遺跡というと、世界遺産というよりも、ペルーの日本大使公邸占拠事件を思いだす人もいるかもしれない。ペルー特殊部隊はトンネルを掘って大使公邸に突入したが、その作戦名が「チャビン・デ・ワンタル」だった。
総延長2キロの“地下の遺跡”にちなんだものだ。事件解決からまもなく11年たつが、古代アンデス時代から人々が恐れ、崇拝した同遺跡のシンボル「ランソン神」はいまも、神殿の地下に眠っている。