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【明解要解】「ヒラリー嫌い」の米国民、なぜ多い? (1/2ページ)

2008.4.2 07:51
このニュースのトピックス米国

 ■「国を分裂させる」とのイメージ

 米民主党の大統領候補を目指すヒラリー・クリントン上院議員(60)ほど、米国民の間で好き嫌いがはっきり分かれている候補はいない。なぜ「ヒラリー嫌い」が多いのだろうか。(ワシントン 有元隆志)

 米世論調査会社ギャラップが昨年6月から9月にかけて、有権者約7000人を対象に行った調査によると、ヒラリー氏に対し「好ましい」「好ましくない」と答えた人はともに48%とはっきりと分かれた。

 ヒラリー氏への好感度が高かったのは黒人、民主党員、自らをリベラルと位置づける人、そして女性だった。一方、共和党員や自らを保守派と位置づける人たちのヒラリー氏への好感度は15%以下。男性や高所得者、教会によく通うと答えた人たちからの支持も低かった。

 ギャラップ社が3月中旬に実施した最新の世論調査では、ヒラリー氏の好感度は53%と上がったものの、民主党の対立候補、バラク・オバマ上院議員(46)の62%、共和党のジョン・マケイン上院議員(71)の67%よりも劣った。同社ではヒラリー氏が好感度でオバマ、マケイン両氏に差を付けられている理由として、「8年間のファーストレディー時代も含め、長い間世間の関心にさらされてきたことが要因として挙げられる」と指摘している。

 ヒラリー氏はクリントン前政権時代、大統領執務室のあるウエストウイングにも執務室を構え、医療保険改革に取り組むなど積極的に政策に関与したが、強い批判にもさらされた。なかでもアーカンソー州時代に土地開発・不正融資に関与したとのホワイトウォーター疑惑では共和党から厳しい追及にあった。

 こうしたことから、大統領に当選したとしても、国を団結させるよりも分裂させるとみている人が多いようだ。ヒラリー氏が「より国を団結させる」と答えた人は40%だったのに対し、オバマ氏は66%、マケイン氏は59%だった。

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