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【地球をどうしますか 環境2008】発信力なき“環境ニッポン” (1/3ページ)
このニュースのトピックス:関西ういーくえんど
■奥ゆかしさは必要ない
日本の環境技術のレベルの高さはつとに知られている。だが、環境ビジネスの創造という点では出遅れており、日本への期待も低いようだ。
こんな出来事があった。2007年初夏。在ロサンゼルス日本総領事館は、近く大きな環境問題に関する国際会議が開かれるとの情報をキャッチした。どうやら新たな環境ビジネスとマーケットプレイス(市場)を創造しようという動きらしい。環境といえば日本の存在感は抜群、のはずだ。日本企業はどれくらい参加するのだろうか…。
調べて愕然(がくぜん)とした。参加者リストの中に、日本企業の名はどこにもなかったのである。
「ちょっと待ってくれ。そんな思いでしたね」。四童子隆領事と皮籠石直征副領事は振り返る。
「グリーン・エクスチェンジ」と題されたこの会議はロスの環境シンクタンクの主催。初めての開催にもかかわらず、すでにグーグル、AT&Tなど大企業がスポンサーにつき、出席者には当時大統領選に名乗りを上げていたニューメキシコ州知事のビル・リチャードソン氏や、ノーマン・ミネタ元米運輸長官、ビヤライゴーザ・ロス市長など、そうそうたる面々が顔をそろえていた。
だが、日本はというと、ハイブリッド技術で世界をリードするトヨタも、燃料電池車で巻き返しを図るホンダも、太陽光発電で世界一のシェアを誇るシャープの名もなかった。




