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オバマ氏 人種差別の解消訴え 騒動沈静化狙う
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【ワシントン=山本秀也】米民主党の大統領候補指名を争うオバマ上院議員は18日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで演説し、米国が長年抱えてきた人種問題での「手詰まり」を、選挙戦を通じて打破し国民融和をはかるよう訴えた。オバマ氏が約20年間属してきた教会の牧師が、人種対立をあおる過激な説教をしていたことが分かり、オバマ氏は釈明を迫られていた。
来月22日に民主党予備選を控え、米国独立の聖地で演説したオバマ氏は、長年帰依してきたジェラマイア・ライト牧師が白人主導社会への憎悪をあおっていたことを取り上げ、「私も扇動的な言葉を連ねた説教を聞いた。まさに人種間の溝を広げ、わが国のすばらしさを汚すような内容だ」と指摘。説教に接したことを認めたうえで、ライト牧師とは一線を画する考えを強調した。
ライト牧師は、米中枢同時テロが広島、長崎への原爆投下など、「米国自身のテロ」の報いだと述べたほか、「黒人は非人間的に扱われるべく、のろわれている」などとして、白人に対する黒人の憎悪をあおっていた。
今月13日には、ギャラップ社の全米世論調査で支持率50%と、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員を6ポイントもリードしていたオバマ氏だが、牧師の発言が報じられた後の17日には支持率は44%と、クリントン氏(47%)に逆転された。
オバマ氏は同牧師がいるシカゴ近郊のプロテスタント教会に約20年間通い、ミシェル夫人との結婚式を挙げたほか、娘らの洗礼も受けている。

