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「感動で体震えた」 土井さん入室 筑波宇宙センターが地上から支援

2008.3.16 00:44

 「入室するところを見ています。あなたは私たちの『希望』です」

 土井隆雄さん(53)が国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の船内保管室に初めて入った日本時間15日午前10時23分、宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)では、宇宙飛行士の山崎直子さん(37)らが宇宙空間に“日本の家”が誕生する瞬間を見守った。

 保管室の遠隔監視を行う同センターの運用管制室には、朝から山崎さんや管制官が集結。保管室入り口ハッチが映し出されたスクリーンを前に、管制チームをまとめる松浦真弓フライトディレクタ(42)が「今日はみんなが待っていた日だから、気合を入れてがんばろう」と呼び掛けた。

 「日本にとって、より素晴らしい宇宙時代の幕開けです」

 午前10時23分、ハッチが開かれて土井さんの声が届くと、管制室内は拍手に包まれ、ミッションの成功を祝った。

 土井さんの活動を地上から支援する山崎さんは、11日のスペースシャトル「エンデバー」の打ち上げを米ケネディ宇宙センター(フロリダ州)で見届けて帰国。

 管制室では作業手順の確認といったアドバイスを続け、「一緒に訓練をしてきた土井さんと、感動を分かち合えてうれしい。宇宙から声が届いたときは体が震える感じがした」と、歴史的な1日を振り返った。

 一方、山崎さんとコンビを組むことになった松浦さんは、米映画「アポロ13」で活躍する管制官にあやかり白いベストを着用。「今日はきぼうがISSの仲間入りをした日。これからますます盛り上げていきたい」と、本格化した管制業務に気を引き締めていた。

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