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元女性副大統領候補、クリントン氏の顧問辞任

2008.3.13 20:06
このニュースのトピックス米国

 【ワシントン=山本秀也】米民主党の元女性副大統領候補で、ヒラリー・クリントン上院議員の政治資金担当の顧問を務めていたジェラルディン・フェラーロ氏が12日、顧問ポストを引責辞任した。ライバルのオバマ上院議員について、「仮に白人だったら現在の地位にはいられなかった」と述べた報道コメントが、「人種差別的だ」として猛烈な非難を受けていた。

 民主党内では、オバマ陣営でやはり顧問を務めた人権派の女性知識人、サマンサ・パワー氏が、クリントン氏を「モンスター(化け物)」と呼ぶ失言で、顧問の辞職に追い込まれたばかり。同党の大統領候補指名争いが長期化するにつれ、両陣営から不規則な発言が増え始めた。

 フェラーロ氏は、カリフォルニア州の地元紙とのインタビューで、オバマ氏について「女性であったとしても、やはり現在の地位にいないはず。黒人であったことが幸運だった」と述べ、黒人であることが予備選・党員集会でのオバマ氏の優勢を呼んだとしていた。

 この問題発言には、シカゴ遊説中のオバマ氏が「バカげたコメントだ」と非難。クリントン氏も「残念だ」と批判、顧問からの辞職は時間の問題とみられていた。

 フェラーロ氏は、1984年の大統領選で、民主党のモンデール大統領候補の下での女性副大統領候補。伝説的ともいえる高い知名度を利用して、クリントン陣営で資金集めを担当していた。

 州別の予備選などでは、オバマ氏が黒人票の大半を集める一方、クリントン氏は白人の勤労者層に支持を広げるなど、人種間で支持候補がはっきり分かれる傾向が出ていた。

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