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クライアント(顧客)No9 「正義の味方」NY州知事に買春疑惑 クリントン陣営に打撃? (2/2ページ)
このニュースのトピックス:不祥事
連邦検察当局は昨年10月から高級売春組織「エンペラーズ・クラブ」の捜査を開始。電話やテキストメッセージの傍受などを行っていたという。
裁判所に提出された資料によると、スピッツァー知事は今年2月中旬、滞在していたワシントンのホテルで同組織に電話し、女性を派遣するよう要請。このときの会話が当局に盗聴された。
資料では知事の固有名詞は登場せず、「クライアント(顧客)9」として組織と連絡していたことが明らかになっており、以前にもこの組織を利用した疑いがあるという。知事は4300ドル(約43万円)を支払ったという。
同知事はニューヨーク州司法長官時代、米証券大手や保険会社の不正を相次いで摘発して辣腕(らつわん)ぶりを発揮。首席検事時代には組織売春の取り締まりも手がけた。
シカゴの暗黒街のボスとして知られたアル・カポネを摘発した米財務省捜査官、エリオット・ネスとファースト・ネームが同じであることから、現代のエリオット・ネスと呼ばれたこともある。 功績をバックに2006年の知事選に出馬して共和党候補に圧勝し、民主党のホープと目されていた。