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米大統領選 「ヒラリーはモンスター」発言で辞任 オバマ氏の外交顧問
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【ワシントン=山本秀也】米国の人権派女性知識人の旗手で、ハーバード大学のサマンサ・パワー教授が7日、これまで務めてきた民主党のオバマ上院議員の外交政策顧問を辞任した。英メディアとのインタビューで、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員を「モンスター」と罵倒(ばとう)したことが表面化し、事実上更迭された。
パワー教授は、7日付の英紙スコッツマンに掲載されたインタビュー記事で、「クリントン氏はモンスターだ。これはオフレコ(掲載不可)だが、彼女はなんに対しても(レベルが)低すぎる」と述べた。インタビューはオハイオ州など予備選直前の3日に行われたもので、「オハイオ州ぐらいでしか勝てないものだから、ヒラリーは州内をはい回っている」とも酷評していた。
「オフレコ」の条件が破られたかたちだが、パワー教授は掲載確認後の同日、「遺憾の意をもってオバマ選対の顧問を辞任する」との声明を発表した。同選対のバートン広報担当は、オバマ氏の意向として、「選対に留まってもらうことはできない」と述べ、辞任が事実上の更迭であることを認めた。
パワー教授は、スーダン・ダルフール問題で警鐘を鳴らすなど、国際人権派として活発に発言していた。2003年には、ノンフィクション作品「地獄からの課題 米国と大量虐殺の時代」でピュリツァー賞を受賞し、日本でも月刊誌などに発言が取り上げられていた。
クリントン氏は7日、CNNテレビに対し、「(事実上更迭した)オバマ氏のご判断は結構だが、外国メディアにこうした発言が出るのはいかがか」と、受け流している。

