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クリントン氏への攻撃姿勢強める オバマ陣営

2008.3.6 19:14
このニュースのトピックス米国

 【ワシントン=有元隆志】米大統領選の民主党候補指名争いで5日、オバマ上院議員(46)の陣営は4日のテキサス、オハイオ両州予備選での敗因の1つとして、クリントン上院議員(60)側の中傷キャンペーンが影響を与えたと分析。対抗手段として、これまでできるだけ避けてきた個人攻撃を行う方針を決めた。クリントン氏の資質を問うことで、反転攻勢に出ようとしている。

 AP通信によると、オバマ氏は記者団に対し、「クリントン氏が中傷キャンペーンを強めたのは間違いなく、一定の効果があった」と認めた。

 2月末、インターネットの情報サイトで、オバマ氏がターバンを巻いた民族衣装姿の写真が流れた。同サイトは「クリントン氏のスタッフが画像をはり付けた」と説明した。

 真相は不明だが、クリントン陣営では連日、広報担当者が電話会見を行い、オバマ氏とシカゴ政界の黒幕と呼ばれる不動産業者との関係を追及するなど、徹底したオバマ氏攻撃を行った。

 これは「キッチンシンク戦略」と呼ばれ、あらゆる手段を使い、極端な現実を見せつけることで、好感度の高いオバマ氏の印象を傷つけようというもの。

 オバマ氏は、中傷合戦を展開することには消極的だったが、陣営ではクリントン氏の底力をみせられたことで、「対抗手段を講じないと、ずるずる追い込まれる」(陣営幹部)と判断。

 さっそく戦略担当デービッド・アクセルロッド氏は5日の会見で、クリントン氏側に対し、納税記録やファーストレディー時代の書類を提示するよう求めた。アクセルロッド氏は「クリントン氏の身元調査はこれからだ」と述べ、攻撃を強める考えを示した。

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