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数字上はオバマ有利だが… (1/2ページ)
【ワシントン=有元隆志】米大統領選の民主党指名候補争いは4日、クリントン上院議員が大票田テキサス、オハイオ両州で勝利したことで勢いを盛り返したものの、勝敗の行方を決める獲得代議員数では依然オバマ上院議員が有利な状況に変わりはない。ただ、両候補ともに過半数(2025人)を獲得する可能性は低く、上下両院議員らで構成する特別代議員(795人)が勝敗を左右するとの見方が強まってきている。
米オンラインマガジン「スレート」の代議員数計算表を使うと、この日の勝利を踏まえたうえで、クリントン氏が特別代議員を除く獲得代議員数でオバマ氏を上回るためには、8日のワイオミング州党員集会を皮切りに12の選挙で全勝するだけでなく、6対4の大差をつける必要がある。
民主党は得票率で代議員数を割り当てる比例配分方式を採用しているためだが、両者の戦いぶりをみると、このシナリオは現実的ではない。
オバマ陣営から2月にブルームバーグ社に流れた内部資料によると、陣営では2月5日のスーパーチューズデー後、同月中はメーン州を除く全州で勝利すると予測。結果的にはメーン州も勝利した。4日についてもバーモント州を除く3州で敗北するとの正確な見通しをたてていた。
同陣営では、3月中は8日のワイオミング州と、11日のミシシッピ州予備選で勝利し、大票田である4月22日のペンシルベニア州予備選では敗北。その後、インディアナ州など5州とグアムで勝利。ケンタッキー、ウェストバージニア両州とプエルトリコでは敗北すると予測している。
米誌ニューズウィークは「2月後半に連勝したおかげで、オバマ氏は九分九厘獲得代議員数では勝利するだろう」と指摘する。
そこで焦点となるのが、1月に予備選を前倒ししたため、民主党全国委員会から代議員数を取り上げられたフロリダ、ミシガン両州の扱いだ。両陣営とも選挙運動はしなかったが、クリントン氏は勝利したとして、両州も獲得代議員数に含めるべきだと主張している。






