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【地球をどうしますか 環境2008】米国に浸透するハイブリッド車 (1/3ページ)
■意識と生活変えた
「自己主張ができる車ね」
こう話すのは、首都ワシントンに隣接するバージニア州アーリントン郡に住む建築家で、2人の子をもつアン・マイヤーズさん(42)。愛車はトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」だ。
コンピューター技師の夫、ジョンさん(45)を毎朝、近くの地下鉄の駅に送り、自分は2マイル先のオフィスへ。ショッピングも休日のドライブも、この1台だけだ。
車を買い換えたのは2005年9月。石油施設が集中する南部をハリケーン「カトリーナ」が直撃したことなどでガソリン価格が1ガロン(約3・7リットル)=3ドルを初めて突破したときだった。
プリウスは周知の通り、ガソリンエンジンと電気モーターの動力を利用して走るハイブリッド車の先駆だ。燃費は市街地で1リットル当たり20キロメートルちょっと。以前乗っていたステーションワゴンの倍以上で、ガソリン消費が少ないから、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)の排出量も格段に減る。
大型のSUV(スポーツ用多目的自動車)が海や山へ向かい高速道路を埋め尽くす夏は、「『なぜ大きい車が必要あるの? プリウスで十分よ』と叫びたい気分になる」という。
プリウスには、乗って初めて気づく魅力があるとか。「僕らは地球温暖化とエネルギーの問題を真剣に考えている。そう運転しながらアピールできる」とジョンさん。「もちろん、家の冷暖房をエネルギー効率の高い設備にするとか、ほかにも環境にいいことは心がけている」。プリウスはそんなライフスタイルの象徴であるようだ。
2人とも根っからの民主党支持者。2000年の大統領選は、アル・ゴア副大統領(当時)に投票した。愛車には「2009年1月20日、ブッシュ大統領最後の日」というステッカーが張られ、自宅の前庭には、次期大統領候補バラク・オバマ上院議員の看板もあった。




