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共謀罪での立証可能 ロス事件でサコダ氏 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ロス疑惑
【ロサンゼルス=渡辺浩生】1981年に妻、一美さんが銃撃された事件をめぐり、殺人と共謀容疑で三浦和義容疑者(60)が逮捕された事件で、元ロス地方検事局首席捜査官の日系3世、ジミー・サコダ氏(72)が1日、記者会見した。第二の祖国とのきずなを胸に、発生当時から日米合同捜査に積極的な役割を果たしてきたサコダ氏。日本にはない共謀罪がある司法制度の違いなどから「堅い事件」と指摘、立証は十分可能という認識を明らかにした。
サコダ氏は、88年10月に三浦容疑者が警視庁に銃撃事件の殺人容疑で逮捕され、1審で無期懲役(高裁では逆転無罪)に導いた日米合同捜査の米側のキーマン。先月22日の三浦容疑者逮捕後、沈黙を保ってきたが、日米報道機関の取材要請が殺到したことから共同会見に応じた。
「グッド・ニュース。とてもうれしかった。捜査にかかわった全員による大変な苦労の結果だと思う」。サコダ氏はまず、三浦容疑者逮捕について感想を述べた。
今回の捜査を指揮するリック・ジャクソン捜査官によると、サコダ氏はロス市警未解決事件捜査班と緊密な連携を取ってきたという。サコダ氏は「公式には私は捜査陣ではない」と述べながらも、「警察の多くの人々と協議してきた。ジャクソン氏もそのひとりだ」と自身の関与を認めた。
サコダ氏は、事件立証の見通しについて「日本の検察に困難だった理由のひとつは共謀罪がないこと」と指摘したうえで、「共謀罪にからむ無数の状況証拠があり、今でも堅い事件だと思う」と強い自信を示した。

