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民族衣装問題、ケニアの町がオバマ氏を応援

2008.2.29 22:00
このニュースのトピックス米国

 米民主党の大統領候補争いに絡んで、ターバンを巻いて民族衣装を着たオバマ上院議員の写真が、米情報サイトに流れた問題で、オバマ氏を接待し民族衣装を提供したケニアのソマリ族が、「なにか悪いことでもしたかのような印象をかき立てている」と、クリントン上院議員の陣営と米政府に対し、怒りをつのらせている。

 問題の写真は2月25日、情報サイト「ドラッジ・リポート」が掲載。オバマ氏が2006年、父方の故郷ケニアを訪れた際のもの。

 オバマ氏はキリスト教徒だが、「フセイン」のミドルネームを持つことから、インドネシア人の継父と過ごした少年時代にイスラム原理主義に接したとの風評が根強かった。写真はクリントン陣営がオバマ氏を中傷するために流したとされる。

 ロイター通信によると、ソマリ族の長老らは28日、緊急集会を開き、「なぜ、自分たちの民族衣装を贈って歓迎の意を表すことが白い目で見られるのか。米政府に謝罪を求める」などとして、抗議デモを行うことを決めた。米政府から謝罪がなければ、ケニア北西部に駐留する米軍を追い出してやるなどと、勢いは増すばかり。

 ソマリ族は、父親がケニア出身のオバマ氏を支持しているだけに、クリントン陣営は新たな“敵”を作ってしまったようだ。(ロンドン 木村正人)

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