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米の医療保険が高騰、免責範囲も拡大…怒る消費者 (1/2ページ)
【ウィルミントン(デラウェア州)=USA TODAY(ゲーリー・ヘイバー)】多くの保険会社がカバー(保証)範囲を狭める一方で、保険料を引き上げ、被保険者が悲鳴を上げている。
医療保険大手のエトナは、このほど往診や処方に対する保険料を2倍に引き上げ、カバー対象も縮小した。10年前に大腸がんにかかったドロレス・スコットさん(78)は、エトナが内視鏡検査時の麻酔費を保険の対象にしないとの発表に落胆したという。「保険会社はがめつい。人の面倒をみずに、別の所へ多額のカネを使っている」と批判する。
2億人の被保険者を抱える業界団体、米医療保険プランのモヒト・ゴーズ広報担当は「保険会社は利益になるカバー範囲を考えているだけ。会社としては当然のこと」と批判をかわす。
米国民の63−71%は勤務先で保険に入っている。雇用者は従業員の保険料の過半(1人平均1万2106ドルのうち8800ドル)の負担を強いられている。企業の負担増は2003年にピークに達し、過去13年間で最高の13・9%増になった。現在は緩やかな増加になっているが、それでも昨年は前年に比べ6・1%増加している。このため、雇用者側が保険会社にカバー範囲の縮小を求めている、という側面もある。