ニュース: 国際 RSS feed
オバマ氏、ターバン姿の写真めぐり中傷合戦 クリントン陣営が流す?
このニュースのトピックス:米国
【ワシントン=山本秀也】米民主党の大統領有力候補、オバマ上院議員がターバンを巻いた民族衣装姿の写真が25日、インターネットの情報サイトで一斉に流れた。オバマ氏がイスラム教原理主義者であるかの印象を与える中傷とみられる。ネットではクリントン上院議員のスタッフが「流出元」とされており、オバマ陣営では「卑劣きわまりない攻撃だ」と激怒している。
問題となった写真は、オバマ氏が2006年に父方の故郷であるケニア北東部を訪問したときに撮影された。ターバンに白いタスキがけの衣装をまとったものだが、同氏が黒人であることとあいまって、米メディアに登場するイスラム原理主義者のイメージを重ねているようだ。
オバマ氏はインドネシア人の継父と過ごした少年時代、イスラム原理主義に接したとの風評が一部で根強く、写真はこの風評を利用した中傷といえる。
写真を掲載した情報サイト「ドラッジ・リポート」は、「クリントン氏のスタッフが画像を貼り付けた」と説明。オバマ氏の選対責任者であるデービッド・プラフ氏は、「おどろおどろしさを広めようとする卑劣な攻撃だ」とクリントン陣営を批判した。
一方で、イスラム圏を訪問中にスカーフを巻いたクリントン上院議員の写真もネットに登場した。オバマ陣営の激怒を前に、クリントン陣営を取り仕切るウィリアム・マギー氏は、オバマ氏の写真の流出元には触れず、「恥ずべきはオバマ陣営だ」と反論した。

