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取り壊されるカーペンターズの家 ファンの巡礼に所有者うんざり
このニュースのトピックス:米国
【ロサンゼルス=松尾理也】1970年代に絶大な人気を誇ったグループ「カーペンターズ」のカレンとリチャードの兄妹が住んでいたロサンゼルス近郊の邸宅が、現在の所有者の意向によって取り壊されることになった。今も同地に“巡礼”を繰り返す熱心なファンらからは、取り壊しを惜しむ声が上がっている。
米紙ロサンゼルス・タイムズなどによると、今回取り壊されることになったのは、ロサンゼルス南郊のダウニーにある築39年の邸宅。2人は60年代半ばに東海岸からカリフォルニアに移り、この家で両親とともに暮らした。カレンさんが83年に摂食障害のため死亡する直前、倒れたのもこの家だった。
その後、97年に現在の所有者が購入。新しいオーナーはカーペンターズのファンではなかったが、当初は訪ねてくるファンを家の中に招き入れ、残されていたカーペンターズゆかりの品をファンにプレゼントしたりもしていたという。
ところが、ファンの波はやむことがなく、さらに敷地内に無断侵入したり、玄関に花を供えるなどの行為が後を絶たないため、うんざりしたオーナーはこのほど、全面改築を決めた。
一方、ファンからは保存を求める声が上がり、ダウニー市役所に同邸宅を歴史的建造物として認証するよう求める運動も始まった。ファンの1人はロサンゼルス・タイムズに対し、「この家はカーペンターズ・ファンにとって、(エルビス・プレスリーの旧邸宅として保存されている)グレースランドのようなものなんだ」と話している。
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