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オバマ旋風、勢い止まらず 人種、性別越え支持拡大
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【ワシントン=山本秀也】米大統領の候補指名に向けたワシントン(コロンビア特別区)など首都圏の3予備選は12日、民主党のオバマ上院議員がライバルのヒラリー・クリントン上院議員を制して同党首位に立った。米メディアの出口調査からは、南部諸州でオバマ氏を支えた黒人票にとどまらず、人種、性別の枠を越えた支持の広がりを示すなど、「変革」路線を訴えるオバマ旋風の勢いを裏付けたかたちだ。
今月5日のスーパーチューズデー後、オバマ氏はクリントン氏が事前の世論調査で優位とみられた北東部メーン州を含む4州で勝利。この勢いに乗って首都圏対決に臨んだ。
首都圏での勝利を受けて12日夜、次の舞台となるウィスコンシン州マディソンで演説したオバマ氏は、「われわれはこの国の東西南北、そして中心部で勝利した」と発言。「この選挙活動はワシントンに変革が訪れるまで止まらない」と訴えた。
首都圏で最初に大勢が判明したバージニア州は、首都のベッドタウンと広大な農村地帯が同居する地域。黒人の人口比率はほぼ2割と首都圏では最も低く、勢いに乗るオバマ氏がどう戦うのかが注目されていた。
ふたを開けると、オバマ氏はバージニア州で6割を超える票を獲得してクリントン氏に圧勝。AP通信の出口調査によれば、男性の3分の2、女性でも6割がオバマ氏に投票しており、「女性票」というクリントン氏の大きな支持基盤にオバマ氏ががっちり食い込んだことを裏付けた。
さらに、オバマ氏は南部諸州での勝利で引き付けた黒人票を手放さず、バージニア州では黒人の9割近くが同氏支持にまわったもようだ。