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「最も危険な国」裏付け 米で中国スパイ逮捕
このニュースのトピックス:チベット
米宇宙開発の最先端技術スペースシャトルがスパイ活動の標的となったことは、中国の対米情報活動の広がりを物語っており「米技術の保全に当たり、最も危険な国家」(米議会諮問機関、米中経済安保見直し委員会報告書)という評価を裏付けた格好となった。
米中両国は昨年、中国の人工衛星破壊実験やチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の訪米、米軍艦船の香港寄港拒否問題で緊張したが、今年夏の北京五輪を控え、事態の沈静化に努めてきた。こうした中で新たなスパイ事件が表面化した裏には、米側の危機感の強さがうかがわれ、両国間の火種となりそうだ。
米当局は近年、中国による産業スパイ事件を手掛けているが、今回は宇宙開発技術が狙われた点で過去の事件とは大きく異なる。
逮捕されたドンファン・チュン被告(72)はボーイング退社後、請負業者として同社の宇宙開発・軍事情報に接していたとされる。元技術者という立場を利用し、民間人を装って情報活動を行っていたわけで「冷戦時に近づいている」(マコネル米国家情報長官)という中国の対米情報戦の一端を映し出した。(共同)
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