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【米大統領予備選】「特別代議員」って何? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:米国
【ワシントン=有元隆志】民主党のヒラリー・クリントン、バラク・オバマ両上院議員が、一騎打ちで臨んだ5日のスーパーチューズデーで予想通り“相打ち”となり、同党の大統領選指名候補争いの勝負が、夏の全国大会まで付かないという可能性も出てきた。その場合、カギを握るひとつが、大会に出席する代議員の約2割を占める特別代議員の票の行方だ。
民主党内で今、“悪夢のシナリオ”がささやかれている。オバマ氏が代議員数で優勢のまま党大会を迎えたものの、クリントン氏が特別代議員数で逆転し候補指名を獲得するという事態である。
類似の前例がある。特別代議員制が正式に導入されて初めての選挙となった1984年、モンデール元副大統領は指名獲得に約40票分の代議員が足りず、直前のカリフォルニア州の選挙でも対立候補のハート元上院議員に敗れたものの、全国大会で特別代議員の支持を受けて指名候補に選ばれた。
特別代議員制は、大統領候補選出にあたって、党内実力者の影響力を保持するのが当初の目的だった。共和党でも各州で党幹部数人が代議員に選ばれてはいるものの、数が少ないうえ、勝者総取り方式で勝敗がはっきりするため、民主党のような状況は生まれにくい。
同党の特別代議員は現在796人。連邦議会上下両院議員、州知事、党委員会のメンバーらから成り、原則として予備選・党員集会の結果に縛られず、「スーパー・デレゲート」と呼ばれる。
米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが1月下旬に特別代議員を対象に調査したところ、特別代議員の25%がクリントン氏支持、10%がオバマ氏支持、残りは未定ないしは無回答だった。
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