ニュース: 国際 RSS feed
米民主党討論会 ムード一転 ヒラリーオバマみたさにセレブ大集合
【ロサンゼルス=松尾理也】米大統領選の候補指名をめぐって20州以上の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を控え、ヒラリー・クリントン、バラク・オバマ両上院議員による民主党討論会が1月31日、ロサンゼルスで開かれた。エドワーズ元上院議員の撤退で、初めて一対一の形式で行われたこの日の討論は、非難の応酬が激化しつつあったこれまでの流れから一変、両候補ともに節度を保ちつつ議論を戦わせた。
夫のビル・クリントン前大統領も加わりオバマ氏への厳しい批判を繰り広げてきたクリントン氏は、この日攻撃のトーンをぐっと弱め、民主党候補としての結束を強調。オバマ氏も「立候補前からクリントン氏とは友人だったし、選挙が終わった後も友人であり続けるだろう」と述べた。
相手を副大統領候補に指名し、ともにホワイトハウスをめざす可能性はないのかとの質問には、両候補とも苦笑い。いずれも「時期尚早」などと即答を避けたものの、「副大統領にイエスマンは必要ない」とオバマ氏が述べるなど、微妙な含みを残した。
だが、イラク戦争をめぐってオバマ氏が「私は初めから戦争に反対している」と述べ、2002年の対イラク武力行使容認決議に賛成したクリントン氏との違いを強調すると、クリントン氏は「ホワイトハウスから誤った情報を与えられたためだ」と説明に懸命となるなど、火花が散る場面も。
両候補とも重要な政策課題に位置づけている医療保険制度改革については、クリントン氏がファーストレディー時代から取り組んできた経験を強調。「次期大統領は就任初日から取り組むべき課題が山積している」と述べ、自らの経験の豊富さを売り込んだ。
また、クリントン氏が当選すれば、クリントン家とブッシュ家で米大統領の座を長期間独占することになるとの問いに、クリントン氏が「先代ブッシュ政権の後始末を夫がやった。2代目の後始末はもう1人のクリントンがやる」と切り返す場面もあった。







