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米ワーナー、次世代DVDにブルーレイ採用 ソニー陣営優位に
米映画大手ワーナーブラザースは4日、次世代DVDについて、6月以降はソニーや松下電器産業などが推進する「ブルーレイ」規格だけを採用すると発表した。
「ハリー・ポッター」などの人気ソフトを持つワーナーはこれまで、東芝などが推進しブルーレイと競合する「HD DVD」規格でもソフトを販売しており、中立の立場だった。これでブルーレイは米映画大手6社のうち4社を押さえた。米メディアによると、主要な米映画作品の7割程度を握ることになりブルーレイの優位は決定的で、HD陣営には打撃となった。
東芝は「HD規格の立ち上げ時から協力してきたワーナーの決定に非常に驚いている。残念だ」とコメントした。
ワーナーは次世代DVDについて「2つの規格の併存は消費者の混乱を招く。消費者はブルーレイを選択している」と決定の背景を説明した。
ブルーレイを支持するのはワーナーのほか、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、ウォルト・ディズニー、20世紀フォックス。HD支持はパラマウント・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズ。
北米で、HDプレーヤーの販売台数は07年末までに累計で約100万台。ブルーレイは、ソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機「プレイステーション3」が再生機能を内蔵していることから370万台に達している。
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次世代DVD 現在のDVDより記録容量が大きく、ハイビジョンなど高画質の映像を長時間録画できる。ソニー、松下電器産業などが推進する「ブルーレイディスク(BD)」と東芝主導の「HD DVD」の二つの規格に分裂しており、互換性はない。両陣営による規格統一に向けた協議は決裂。既に双方は家庭用録画再生機を販売しており、映画などソフト会社を巻き込んだ主導権争いが繰り広げられている。(共同)