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米大統領選の歴史 7代目が現在の形に、予備選定着は20世紀 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:2008年はどうなる
大衆型選挙は、奴隷制問題で米国内情勢が緊迫した南北戦争の前年、1860年の大統領選でも揺らいでいない。第16代となったエーブラハム・リンカーンは選挙冊子で「リキュールなる毒は一滴も口にせず。一杯のワインすら知らず」と、清廉ぶりをアピールした。
現在の大統領選のもうひとつの特徴である予備選は、やや遅れて、20世紀を迎えて定着した。折から発達したマスメディアの利用などもあり、有力なバックがない政治家でも草の根の支持を広げることで大統領の座に挑むことが可能になった。
とはいえ、再選を目指す現職大統領か後継を託された副大統領が新人候補の行く手に立ちはだかる伝統的な構図は、2000年大統領選でも繰り返されている。その意味で、ブッシュ大統領が2期の任期を満了し、チェイニー副大統領も不出馬という今回の選挙は、1928年以来、80年ぶりの「正副不在」の戦いとしても注目されている。





