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ミサイル迎撃試験に成功 海自イージス艦

2007.12.18 10:14
このニュースのトピックスイージス艦衝突事故
海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル(SM3)=17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海上自衛隊提供)海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル(SM3)=17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海上自衛隊提供)

【ワシントン=有元隆志】海上自衛隊のイージス艦「こんごう」に搭載された海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射実験が17日午後(日本時間18日午前)、米ハワイ・カウアイ島沖で行われ、模擬ミサイルの迎撃に成功した。米国防総省ミサイル防衛局と防衛省が同日、発表した。これまで標的ミサイルの追跡はあるが、撃ち落としたのは初めて。米国以外による初の実験成功となった。日米のミサイル防衛協力に弾みがつくとともに、日本国内の法整備などが急務となりそうだ。

 実験ではカウアイ島にある米軍施設から中距離弾道ミサイルの模擬弾1発が発射された。海上で待機していた「こんごう」の高性能レーダーがこれを探知し、SM3を1発発射。高度100キロ以上の大気圏外で、模擬弾を撃ち落とすことに成功した。

 米イージス艦レイク・エリーも標的を探知、司令部に情報を伝達するなど、訓練に参加した。

 防衛省とミサイル防衛局は、「(ミサイル防衛での)日米協力が強まるなかでの画期的な出来事だ」と実験成功の意義を強調した。

 日本のミサイル防衛は、海上でイージス艦がSM3を発射し、弾道ミサイルを迎撃。迎撃に失敗した場合は、地上に配備されている地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が迎撃する2段構えとなっている。

 昨年7月に北朝鮮が弾道ミサイル実験を行ったことを受けて、日本政府はSM3とPAC3の配備前倒しを決めた。海上自衛隊は2010年度末までに、「こんごう」のほかイージス艦3隻にSM3を搭載する計画を進めている。

 今後、米国に向けて発射された長距離弾道ミサイルを日本のイージス艦が迎撃することは可能かなど、政策論、法律論での議論を進めることが必要となる。

 米国としては今回の成功を機に、他の同盟国ともミサイル防衛を推進していきたい考えだ。

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海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル(SM3)=17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海上自衛隊提供)
海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル(SM3)=17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海上自衛隊提供)
 海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル(SM3)=17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海上自衛隊提供)
海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル(SM3)=17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海上自衛隊提供・共同)
米ハワイ・カウアイ島の米軍施設から、発射された標的用の中距離弾道ミサイルの模擬弾=17日午後(共同
米ハワイ・カウアイ島の米軍施設から、標的用に発射された中距離弾道ミサイルの模擬弾=17日午後(共同)
海上配備型迎撃ミサイル発射試験のため、米ハワイの海軍基地を出港する海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」=14日(共同)

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