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「行動の時だ」ノーベル平和賞授賞式ゴア、パチャウリ両氏が会見 (1/2ページ)

2007.12.10 08:52
このニュースのトピックスアジア・オセアニア
ノーベル平和賞の授賞式を前に記者会見するゴア前米副大統領(左)とIPCCのパチャウリ議長(木村正人撮影)ノーベル平和賞の授賞式を前に記者会見するゴア前米副大統領(左)とIPCCのパチャウリ議長(木村正人撮影)

 【オスロ=木村正人】今年のノーベル平和賞受賞者のアル・ゴア前米副大統領と国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のパチャウリ議長が10日の授賞式を前に、オスロ市内で9日記者会見した。ゴア氏らは「行動の時だ」と草の根運動を呼びかける一方、インドネシアのバリで開かれている気候変動枠組み条約の第13回締約国会議に強い期待を寄せた。

 ゴア氏は1964年に平和賞を受賞した米公民権運動指導者キング牧師の「どこかで不正を見逃せば、あらゆる場所で正義が脅かされる」という言葉を掲げ、「どこかで二酸化炭素(CO2)の増加を見逃せば、世界中で文明社会の未来が脅かされる」と訴えた。

 2008年から12年までの温室効果ガス削減目標を定めた京都議定書後の枠組みがバリで協議されているが、ゴア氏は「12年まで待つ必要はない。09年末までに新議定書を」と“ポスト京都”の前倒しを提案する。

 自宅のエネルギー消費量が過剰と攻撃されたことがあるゴア氏は7日、妻のティッパーさんとオスロ入りし、車の送迎を拒否して空港から都心まで高速鉄道で移動した。今後も、できる限りCO2排出量の少ない交通手段を用いる考えだ。

 記者会見で質問した地元の学校新聞記者、ゲオルギー君(13)にゴア氏は「私が君の年だったころ黒人差別はひどかった。状況は見違えるほど改善した。行動の時だ。ワット数の小さい電球に替えるだけでいい」と力説した。米大統領選への出馬について「政界に戻るつもりは今のところない」と温暖化対策への取り組みに専念する考えを改めて示した。

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ノーベル平和賞の授賞式を前に記者会見するゴア前米副大統領(左)とIPCCのパチャウリ議長(木村正人撮影)
ゴア前米副大統領に質問する地元の学校新聞記者、ゲオルギー君。「行動を起こそう」というゴア氏の言葉が胸に響いたという(木村正人撮影)

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