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【グローバルインタビュー】北朝鮮のサラミ戦術を許してしまった (1/2ページ)

2007.12.9 09:56
このニュースのトピックスグローバルインタビュー
ゴードン・フレーク米マンスフィールド財団所長ゴードン・フレーク米マンスフィールド財団所長

 ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)による今回の訪朝は、核計画の申告の問題について北朝鮮側との間に相違点を残したままに終わり、6日からの日程で調整されていた同国の核問題をめぐる6カ国協議首席代表会合も延期された。北朝鮮問題に詳しい米シンクタンク・マンスフィールド財団のゴードン・フレーク所長は、北朝鮮との交渉の進め方全般に疑問を投げかけている。その一問一答は次の通り。

(ワシントン 有元隆志)

 −−ヒル次官補はなぜ2度目の訪朝をしたのか

 「6カ国協議を進めることに彼の将来がかかっているからだ。アジア専門家が次々と去っている(ブッシュ)米政権の中で彼を止めようとする人は少ないだろうが、政権外では交渉を懐疑的にみている人たちは多くいる。ヒル次官補もそれを知っているから、北朝鮮側から多くを引き出そうと平壌に飛んだのだ」

 −−交渉の問題点は?

 「ヒル次官補は申告が先か、対敵通商法適用終了が先かの順序づけを明確にせず、交渉を前に進めようとするため、問題にぶつかる。(合意事項を小出しに履行し、支援を引き出す)北朝鮮のサラミ戦術も許してしまい、交渉が長引いた」

 −−核の無能力化の定義もいまだに不透明だ

 「2月の合意後、米政府当局者から『無能力化は核解体と同じ』との説明を受けた。夏が過ぎ、再稼働に3年かかる、1年かかると変化し、監視している間を無能力化という、となった。2月には核解体の見返りがテロ支援国家指定解除だと思ったが、無能力化が見返りとなってしまった」

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ゴードン・フレーク米マンスフィールド財団所長
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