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ケネディ暗殺、シカゴでも別の未遂計画 事件から44年、元警護官が証言
【ワシントン=山本秀也】1963年11月のケネディ米大統領(当時)暗殺について、米ABCテレビ(電子版)は、犯行の3週間前にシカゴ(イリノイ州)でも大統領暗殺の計画があったと伝えた。大統領を護衛するシークレットサービスの元警護官が、ABC系列局に対して明らかにした。
ケネディ大統領は同年11月2日、陸空軍チーム対抗フットボールの試合観戦のためシカゴ入りを計画。オヘア空港から球技場までの市街地で、ダラス(テキサス州)での暗殺時と同様、オープンカーによるパレードを予定していた。
警護官だったエイブラハム・ボーデン氏(72)が語ったところでは、警備当局は当時、シカゴでの大統領狙撃を示唆する2つの情報を入手。このうち極右過激分子が絡んだ計画では、狙撃手の経験をもつこの男を逮捕し、M1ライフル銃や銃弾3000発を押収した。
しかし、もう1つの情報に登場する、照準装置つきのライフル銃を所持した2人組のキューバ人は当日まで行方がつかめず、「シークレットサービスがホワイトハウスにシカゴ行き中止を進言した」という。ケネディ大統領は結局予定を変更したものの、同年11月22日にダラスで狙撃され、死亡した。
ケネディ大統領暗殺をめぐっては、リー・オズワルド容疑者(故人)による単独犯行とする調査結果のほか、マフィアの関与を含むさまざまな陰謀説が絶えない。シークレットサービスでは、ボーデン氏の発言について、「コメントはない」としている。
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