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ハワイ困った!クリスマスツリー輸入で生態系破壊?

2007.11.22 00:40
このニュースのトピックスサイエンス・生物

 【ホノルル=USA TODAY(ダン・ナカソ)】米国本土からハワイに到着したシーズン最初のクリスマスツリーに意外なものが付着しており、当局に没収された。

 ハワイでは、クリスマスツリーのほとんどを本土から輸入している。モミやイトスギなどツリーに使われる木は寒冷地でしか育たず、温暖なハワイでは育成が難しいためだ。

 第一弾として今月17日に届いたツリーは、4個の冷却コンテナにそれぞれ300本ずつ詰められていた。だが、そこからスズメバチが見つかったため、すべてが処分にされた。ハワイでは土着の動植物保護の観点から、生態系を壊す恐れのある植物、昆虫、動物が入り込まないように厳しく監視している。

 ハワイ大のアンドリュー・テーラー准教授(動物学)は「見つかったハチはハワイの在来種ではない。スズメバチは数年前にハワイでも発見され、ハワイ特有の植物や鳥類の脅威になっている。冷却輸送されてきてもハワイの暖かい気温で生き返ってしまうのだ。保護植物の受粉が妨げられ、在来の鳥類と同じ昆虫を餌にするので、鳥類の生態にも影響を及ぼす」という。

 オレゴンシティー(オレゴン州)で植樹園を経営するキム・キャナモアさんは「ハワイ農務局の検査官がやってきて問題のある木を切り倒そうとした」と明かす。

 毎シーズン15万本のツリーを輸送するハワイの海運会社、マトソン・ナビゲーションも対策に頭を痛めている。

(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

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