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日米欧で損失7兆円超 サブプライムで金融機関 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:サブプライムローン
米国の信用力の低い人向け住宅ローン(サブプライムローン)問題に関連する金融機関の損失が、日米欧で計7兆円超に上る見通しとなった。当初「影響は限定的」としていた金融市場の見方を覆し、各社の損失拡大が目立っている。損失が最終的に2000億ドル(22兆2000億円)に達するとの推計もあり、世界経済の懸念要因として先行き不透明感を高めそうだ。
日米欧の金融機関が16日までに計上したり今後の発生見通しを公表した損失を、円換算でまとめた。
大半を占めるのは、サブプライムローン問題の震源地の米国で計約5兆円。シティグループは最大2兆円近くに達する見込みのほか、メリルリンチも7−9月期だけで約9200億円を計上した。両社は巨額損失の責任を取る形でトップが辞任した。
米金融機関は7−9月期(一部は6−8月期)決算の発表が終わっても、次の決算期の追加損失予想を公表せざるを得ない状況が続く。同ローン関連の金融商品の価格が暴落し、格下げも相次いでいるためで、損失拡大は底無しの様相だ。
欧州では、ドイツ銀行やスイスのUBSが4000億円前後の損失となり、全体で1兆7000億円に迫る。英中堅銀行ノーザン・ロックは資金繰りが悪化して一時、取り付け騒ぎに発展したため、金融当局が緊急融資を実施して救済した。