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ヒラリー議員、中華街での多額献金に疑惑報道
このニュースのトピックス:2008米大統領選
【ワシントン=山本秀也】米次期大統領選の民主党最有力候補、ヒラリー・クリントン上院議員に対し、地元ニューヨークの中華街で献金が目立っている。米紙ロサンゼルス・タイムズ(19日付)は、低所得者や選挙人名簿への未登録者が献金リストに多く見られるとして、中国系支持者の献金を疑惑視する記事を掲載した。
クリントン議員が4月に開いた資金集めの会合では、中華街から38万ドルが納められた。ひとり1000〜2000ドルの個人献金だが、同紙は「皿洗いや給仕などの職業や記載された住所」が政治献金には不自然と指摘。献金リストに記載された人物をたどると、居住実態があいまいなケースなどが多数見つかったとしている。
民主党では、2004年の大統領選の同党候補だったケリー上院議員も、2万4000ドルの献金をやはり中華街で集めていた。
クリントン議員は、刑事事件で有罪に問われて逃亡中だった中国系実業家ノーマン・シュー氏から多額の献金を受け、さきごろ返金に応じるなど、中国系からの献金に疑惑の目が向けられてきた。
今回の報道について、クリントン陣営では「何が問題なのか」と反論。香港系の米中国語紙「星島日報」(電子版)によると、「皿洗いや給仕」といった同紙の記述をめぐり、中華街の大物華僑や、民主党のマイク・ホンダ下院議員から「中国系への差別だ」と批判が出ている。