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【朝ドラ「カーネーション」糸子の舞台】〝糸子の孫〟小篠ゆまさん
絵画を身にまとう、ということができるならば、こんな衣装になるのだろうか。「ユマコシノ」の作品は、花や大地をモチーフにしたアートが、華やかで強烈な印象を残す。日本人離れしたデザインだと思っていたが、デザイナーの小篠ゆまさんは「江戸時代の紋様や掛け軸などの色遣いを参考にしているんですよ」と教えてくれた。
「コシノ」誇り力強く華やか
日本を代表するデザイナー、コシノヒロコさんの次女。文化服装学院を卒業後、パリの高田賢三さんのアトリエで修業。さらにイギリスに渡って叔母であるコシノミチコさんが手がける「ミチコロンドン」のアシスタントデザイナーとして研鑽(けんさん)を積んだ。
「日本のブランドは日本だけを意識した服作りを行っていますが、ロンドンでの生活は、世界を視野にクリエーションが広がっていました。さらに、古いものと共存するモダニズムに触れることで、物事を客観視することができました」
帰国後、一度は自分のブランドを立ち上げながら、母であるヒロコさんのアトリエでさらに、服作りの原点ともいえるオートクチュールの技術を学んだ。
「『わぁかわいい』という消費者が望むものをくみ取る感性を母から学びました。ものづくりにたずさわる者はテクニックはもちろん、消費者の立場を知らなければならない。母はそれを分かっている。クリエーションとビジネスを結びつけることを学びました」
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