経済【ビジネスの裏側】ついに出る?! バイオハザード新作でカプコン起死回生なるか+(1/3ページ)(2014.4.19 12:00

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経済

【ビジネスの裏側】
ついに出る?! バイオハザード新作でカプコン起死回生なるか

2014.4.19 12:00 (1/3ページ)ゲーム
カプコンのプレイステーション4向けゲーム「ディープダウン」のゲーム画面((C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.)

カプコンのプレイステーション4向けゲーム「ディープダウン」のゲーム画面((C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.)

 ゲームソフト大手のカプコンが、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けソフト「モンスターハンター4」のヒットの影で、収益性の高いスマートフォン(高機能携帯電話)向けゲームでは大幅に出遅れている。一部ソフトの開発中止などで50億円の特別損失を計上し、平成26年3月期連結業績予想は下方修正した。専用機でも欧米で好調な据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」に大作ソフトを出せておらず、「モンハン頼み」から抜け出せなければ苦境に陥る可能性が出てきた。

完成度追究の「プライド」があだに?

 カプコンは「バイオハザード」シリーズなどで知られる日本を代表するゲーム会社。熱心にゲームで遊ぶ「ゲーマー」向けのゲームを数多く発売している。欧米のゲーム会社に技術力で差をつけられた日本企業の中で、任天堂などを除くソフト専業会社としては「孤軍奮闘」を続けており、ゲーマーの期待を一身に背負っている。

 一方、スマホ向けゲームは気軽にゲームで遊ぶ「ライトユーザー」が対象で、重視されるのはゲームの完成度より「ユーザーにいかに課金させるか」だ。このため、ゲーマーからは敬遠される傾向がある。ゲームの完成度を追究してきたカプコンには、こうしたスマホ向けの開発ノウハウが不足していることが、出遅れの大きな要因とみられる。

 カプコン幹部は「開発スタッフはこれまでの経験上、スマホ向けでもゲームを“作り込んで”しまう」と明かす。スマホ向けゲームは開発費を安く抑えて収益性を高めており、カプコンがコストをかけて開発したスマホ向けゲームは結局、不発に終わった。タイトル名は公表していないが、「モンハン」の名を冠して昨年2月に配信を始めた「モンスターハンターマッシブハンティング」(今年3月末でサービス終了)の不振が特に響いたとみられる。

 これらの影響でカプコンは3月31日、50億円の特別損失の計上を公表。26年3月期連結業績予想を、営業利益が当初予想より20億円少ない100億円に、最終利益は35億円少ない33億円にと下方修正した。

 一方、売上高については、モンハン4の販売本数が計画を大幅に上回ったことから、当初予想より45億円多い1015億円に修正し、初めて1千億円を突破する見込みに。良くも悪くも、「モンハン頼み」が、より鮮明になった格好だ。

結果的に「戦略ミス」…PS4向けでなく、XBox Oneを優先した理由

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